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いつがお得?楽天ふるさと納税のやり方を分かりやすく解説

楽天ポイントの貯め方

ふるさと納税の制度を活用すると、多くの人の場合、生活費の節約に繋がります。

私は2019年にふるさと納税デビューしました。
制度自体は以前から知っていたんですが、いまいち制度とそのメリットを理解していなくて、面倒くさそうと思っていたこともあり、利用しないまま年を越すことを繰り返していました。

ようやく重い腰を上げたのは2019年。
結婚し、家庭を持って節約や投資を真剣に考えるようになったのがきっかけでした。

私もみなさんと同じように、ポータルサイトやブログでふるさと納税のことをいろいろ調べてから始めました。
情報に溺れた当初の感覚も覚えています。

本記事の主旨は「最大効率を目指そうとするとキリがないけど、楽天ふるさと納税を利用すれば、仕組みでお得になりやすいですよ」という提案です。
ふるさと納税自体がそもそもお得な制度ですから、その後のテクニック論は正直プラスアルファの感覚で良いんじゃないかというスタンス。
私が利用している楽天ふるさと納税の押さえどころを体験を踏まえて説明していきます。
ふるさと納税を始めるひとつのきっかけになれたら嬉しいです。

シラタキ
シラタキ

【筆者紹介】楽天経済圏の住人、シラタキです。

2024年4月現在

  • 楽天経済圏滞在歴:5年
  • ポイント獲得通算:約60万ポイント
  • 年間10万ポイント:4年連続
  • SPU:10.8倍

ポイント獲得量の最大化を目指さず、仕組みで無理なく続けられるSPU攻略&楽天ポイント活用を得意としています。
楽天で始めた倹約と投資をきっかけに、貯金ゼロから5年間でアッパーマス層へ。
これから楽天経済圏で倹約してみたい初心者や、ポイ活に疲れてしまった住人におすすめの「楽天経済圏の歩き方」を公開中。

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ふるさと納税とは

楽天ふるさと納税公式サイトより

「ふるさと納税」については、楽天ふるさと納税をはじめとしたポータルサイト等で詳しく解説してあると思うので、こちらではざっくりと。

ふるさと納税は、税金を納める自治体を選んで寄付できる制度。
寄付金の総額から、2,000円を差し引いた分が、翌年の住民税から減税されます。

ここまで聞くと、好きな自治体に寄付できても2,000円損するだけじゃんと思ってしまうかもしれませんが、注目される理由は続きにあります。

ふるさと納税で寄付した自治体から、寄付額に応じた自治体独自の返礼品をもらえます。
普通に購入すると2,000円以上する商品でも、どれだけ返礼品をもらっても(寄付の上限金額はあります)、実質負担は2,000円だけ。
つまり、実質負担2,000円で、返礼品を沢山もらえる誰がやってもお得な制度です。

楽天ふるさと納税公式サイトより

お得さと制度の使いやすさ、メディアの注目により、かなり多くの人に浸透。
同列に比較するのはおかしいかもしれませんが、同じお得な制度のiDeCoやNISAといった非課税優遇制度は使ってないけど、ふるさと納税はやっているという人も多いのではないでしょうか。

返礼品目的の寄付を嫌う人も少なくないと思います。
しかし、これはもう、やった者勝ちの正当な制度
あらゆる物が値上がりしている現代を生きていくためには乗っかるべきだと思います。

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楽天ふるさと納税とは

ふるさと納税の受付は各自治体のほか、民間企業が運営しているポータルサイトでも行われています。
そのうちのひとつが楽天市場の「楽天ふるさと納税」です。
返礼品のジャンルから納税する自治体を探すことができ、楽天市場での買い物と同じような感覚でふるさと納税をすることができます。
もちろん使いやすさも普段の買い物と変わりません。

また、普段の楽天市場でのお買い物と同じように、納税した金額に応じて楽天ポイントが貯まります
さらに、各種ポイント倍率アップのキャンペーンも対象。
普段のお買い物等で貯めた楽天ポイントを納税にあてることもできます。

楽天ふるさと納税公式サイトより

ふるさと納税の制度自体がお得なのに、楽天ふるさと納税を利用することでさらにお得になってしまうなんて。。
最初は、納税なのに、ぶっちゃけ良いのかなぁと思う気持ちがありました。

ここまで紹介した楽天ふるさと納税の一般的なメリット

  • 納税した金額に応じて楽天ポイントが貯まる
  • 普段の買い物で貯まったポイントをふるさと納税の寄付にあてることができる
  • 楽天市場の各種ポイントアップキャンペーンの対象になる
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私が楽天ふるさと納税を利用した理由(メリット)

楽天ふるさと納税以外にも、「さとふる」や「ふるさとチョイス」など、有名なふるさと納税ポータルサイトがあります。
私がその中でも楽天ふるさと納税を利用した理由は下記の通りです。

楽天経済圏のサービスを多用していてポイント還元を受けやすい

もともと楽天会員で、メインのクレジットカードとして楽天カードを利用しています。
また、普段の生活に楽天のサービス(楽天経済圏)を多く取り入れています。

  • 楽天市場(楽天ブックス/楽天Kobo)
  • 楽天モバイル
  • 楽天モバイルキャリア決済
  • 楽天証券
  • 楽天銀行
  • 楽天ペイ

楽天グループには、スーパーポイントアッププログラム(SPU)という、楽天のサービスを使えば使う程、楽天市場での買い物で獲得できる楽天ポイントが増えるポイントアッププログラムがあります。
楽天市場で買い物をする際の基本のポイント還元率は1%ですが、楽天のサービスを利用することでSPUが適用されてポイント還元率が加算されます。
私の場合、SPU適用によるポイント還元率が、期間限定のポイントアップキャンペーンをやっていない時でも10%。
楽天市場では、常時、実質1割引で買い物ができている状態です。

先述通り、楽天ふるさと納税の寄付でも楽天市場での普段のお買い物と同様に楽天ポイントが貯まります。
SPUを含む楽天市場の各種キャンペーンも適用されるため、SPUによって高いポイント還元を得やすい状態でした。

シラタキ
シラタキ

楽天市場の「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」については、別記事で詳しい体験談を書いています。

寄付に期間限定ポイントを使える

楽天ポイントには、通常ポイントと期間限定ポイントの2種類があります。
そのうち期間限定ポイントは、利用期間だけでなく用途も限られているため、使い勝手が悪く、失効してしまうリスクが常にあります。
期間限定ポイントをいかに無駄遣いせずに消化していくかが、楽天経済圏の活用で節約する鍵になります。

そんな期間限定ポイントをふるさと納税にあてることができるんです。

ぶっちゃけると、、私は楽天経済圏のサービスを多用していていると言っても、楽天市場での買い物はふるさと納税を含めてもせいぜい年間20万円程度。
そもそもそんなに物欲が無く、最大の節約は買わないことというスタンス。
ふるさと納税は、単価が大きいため、貯まった期間限定ポイントを一気に消化することができます。

楽天市場での楽天ポイントの消化は最大効率ではありませんが、有効期間内に使えなくてポイントを失効してしまったり、不要な物を買ってしまったりするぐらいなら、楽天ふるさと納税で使っちゃうのも積極的に検討したい一手だと思います。

シラタキ
シラタキ

「期間限定ポイントの活用法」についても、別記事で体験談を詳しく書いています。

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楽天ふるさと納税の体験談・やり方

工程は【1】~【7】の7工程あります。

  • 【1】~【4】はふるさと納税する前の「事前準備編」
  • 【5】~【7】は寄付当日の「納税編」

です。
2つのフェーズに分けたのは、先に紹介したSPUや期間限定のポイントアップキャンペーンを利用することでポイント還元率をさらに高めるため。
もちろん「事前準備編」と「納税編」をキャンペーン期間中にまとめてやっていただいても問題ありません。

【1】楽天ふるさと納税のサイトへアクセス

楽天市場の中で、ふるさと納税だけを扱うサイトとして特集化されています。
年末は楽天市場の至るところにバナーが出ていてアクセスしやすいんですが、それ以外の時期はひっそりしているので、私はいつもGoogleで「楽天ふるさと納税」と検索していました。

【楽天市場】ふるさと納税|はじめての方でも簡単!納付先や使い道が選べ、お礼の特産品も楽しめます
楽天市場でふるさと納税を。はじめての方でも簡単!楽天会員ならお買い物と同じフローで寄付が可能。特産品のお礼や税金の控除を受けられるなどの特典も。楽天ポイントも貯まります。

【2】かんたんシミュレーターで上限寄付額を算出する

年収、家族構成、扶養家族を入力するだけで寄付上限金額(目安)をシミュレーションし、マイページに保存することができます。
基本、こちらでシミュレーションした寄付上限金額を目安に、返礼品(その年に納税する自治体)を選んでいくことになります。

私もこちらのシミュレーターを毎年活用しています。
シミュレーションがおかしいなぁと思ったら、念のため、他のふるさと納税ポータルサイトのシミュレーターも使って寄付上限金額の目安に大きな差が無いか確認すると良いかもしれません。
私の場合、大きく変わらなかったため、それ以降、楽天ふるさと納税のシミュレーションのみを見るようになりました。

シラタキ
シラタキ

iDeCoや企業型確定拠出年金で掛け金を拠出している場合、課税所得が少なくなります。
上限寄付額も少なくなるため、シミュレーションよりも抑え目に考えておいた方が良いかもしれません。

【3】返礼品(納税する自治体)を決める

シミュレーションした寄付上限金額を参考に、これを超えないように納税する自治体(返礼品ラインナップ)を決めます。
多くの返礼品の中から選ぶことになるため、私はこちらに時間を割きました。

【4】SPUによるポイント還元率を高める

ふるさと納税の寄付額はかなりまとまった金額です。
私は、ふるさと納税で還元されるポイントを高めるため、SPUを活用しました。

これ以降は、いよいよ寄付当日の「納税編」です。

【5】「お買い物マラソン」「超ポイントバック祭」などポイント還元率が高まるキャンペーンにエントリー

楽天ふるさと納税で寄付するタイミングは、年数回開催される「お買い物マラソン」や「超ポイントバック祭」などのポイント還元率が高まるキャンペーンの時期がおすすめ。
キャンペーンは1回あたり数日間開催されるし、開催前から告知されるので、時期を逃してしまうことはそう多くはないでしょう。
仮にキャンペーン時期を逸してしまったとしても、ほぼ毎月何かしらのキャンペーンが開催されているため、次のキャンペーンを狙えば良いだけという気軽なスタンスで臨むと良いと思います。

【6】「毎月5と0のつく日は楽天カード利用でポイント4倍」のキャンペーンにエントリー

楽天市場では、毎月「5」または「0」がつく日(5日/10日/15日/20日/25日/30日)に専用キャンペーンページでエントリーすることで、楽天カードのクレジット決済による買い物及びふるさと納税でポイント還元率が+1%になるキャンペーンが開催されています。

【7】目当ての返礼品ページで納税

あとは普段の買い物と同じように、返礼品の詳細ページから寄付の手続きを。
買い物かごへ入れて、寄付金の用途等いくつかのアンケートに答えるだけ。
用途が決まっていない失効間近の期間限定ポイントが残っていれば、惜しみ無くポイントを使うと良いでしょう。

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楽天ふるさと納税を体験しての感想

楽天ふるさと納税のやり方は、楽天市場での普段の買い物とほとんど変わりません
違いと言えば、先に書いた購入時に自治体からのアンケートに数問答えるくらい。
少し構えていましたが「どうしてこれまでやらなかったんだろう」と後悔するくらい拍子抜けでした。

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ふるさと納税攻略のポイント

定期的に返礼品をチェックする

年末調整が終わって会社から源泉徴収票が渡されて、ようやく寄付上限金額がはっきりと分かるため、年末にふるさと納税を駆け込む人が多いはず。
ふるさと納税の受付は、年末だけでなく年中やっていて、時期によって同じ自治体でも返礼品が入れ替わることがあります。
年末になって、いざ、ふるさと納税をやろうと思ったら、目当ての返礼品の受付が既に終了していたということもあり得ます。
年始から3ヶ月に1回など定期的にチェック。
目当ての返礼品があれば、年末を待たず、次のポイント還元キャンペーンで寄付してしまうのもアリだと思いました。

楽天経済圏に乗り換えておく

楽天ふるさと納税でお得に納税&返礼品をもらうには、SPUの活用が鍵になります。
いざ、ふるさと納税する月だけSPUの条件を達成するのは難しいため、予め楽天経済圏へ移行しておくと良いでしょう。
攻略おすすめのSPUは、

  • 楽天カード 通常分で+1倍
  • 楽天カード 特典分で+1倍
  • 楽天モバイルで+4倍
  • 楽天モバイルキャリア決済で+2倍
  • 楽天銀行+楽天カードで+0.5倍
  • 楽天証券 投資信託+0.5%
  • 楽天ブックスで+0.5倍
  • 楽天Koboで+0.5倍

こちらの記事ではSPUそれぞれの攻略法には触れませんが、これらの達成は普段の消費生活で十分可能です。
SPUの中でも最も加算倍率が高いのが楽天モバイル。
楽天モバイルの「Rakuten最強プラン」を契約するだけで+4倍です。
契約中の携帯会社が3大キャリアであれば、月々のスマホ代節約にも繋がりやすいでしょう。

節約はまず「楽天モバイル」への乗り換えから
楽天モバイル公式サイトより

てっとり早く節約するなら、まずは3大キャリアから楽天モバイルへの乗り換えが効果を実感できると思います!
私自身、楽天モバイルへの乗り換えが、家計見直しに繋がったきっかけになりました。

  • データ高速無制限で3,278円
    (家族割引で3,168円!)
  • データ利用量が少なかった月は安くなる
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  • SPU+4倍(楽天市場ポイント還元+4%)

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