2022年7月と随分以前ですが、
「au PAY」「Kyash」へのチャージ利用が2022年7月1日よりカード利用獲得ポイントの還元対象外となります。
楽天カード公式サイトより
というサービス改悪が楽天カードにおいて実施されました。
楽天カードから「au PAY」及び「Kyash」への残高チャージ自体はできるものの、楽天ポイントが付与されなくなりました。
私は楽天経済圏のサービスを多用していて、楽天カードをメインカードとして利用しています。
「au PAY」と「Kyash」への残高チャージ用としても楽天カードを利用していたため、当時の改悪は残念な内容でした。
それから月日が経過しましたが、今でも尚、楽天カードから「au PAY」「Kyash」へのチャージがポイント付与対象か、情報を求める人が一定数いらっしゃるようです。
今こうしてお読みいただいている方もそのお一人でしょう。
こちらのブログ記事では、
- 今回の改悪を含めたポイント対象外となる残高チャージ
- 改悪を受けて筆者は今どう対応しているか
- 今後の楽天カードとの向き合い方
を紹介したいと思います。
【筆者紹介】楽天経済圏の住人、シラタキです。
2024年4月現在
- 楽天経済圏滞在歴:5年
- ポイント獲得通算:約60万ポイント
- 年間10万ポイント:4年連続
- SPU:10.8倍
ポイント獲得量の最大化を目指さず、仕組みで無理なく続けられるSPU攻略&楽天ポイント活用を得意としています。
楽天で始めた倹約と投資をきっかけに、貯金ゼロから5年間でアッパーマス層へ。
これから楽天経済圏で倹約してみたい初心者や、ポイ活に疲れてしまった住人におすすめの「楽天経済圏の歩き方」を公開中。
楽天カードのポイント対象外となる残高チャージ
もともとApplePay、GooglePay経由のチャージを含む他社決済サービスへのチャージがポイント還元の対象外でした。
楽天カードの公式サイトで紹介されていた決済サービスはこちら。
- WAON
- nanaco
- ファミペイ
- スマートICOCA
- モバイルPASMO
- モバイルSuica
尚、アプリ「楽天ペイ」内でのモバイルSuicaへのチャージは200円につき1ポイント(0.5%)の楽天ポイントが還元されます。
また、楽天が提供するサービス「楽天Edy」及び「楽天キャッシュ」への残高チャージも200円につき1ポイント(0.5%)の還元対象です。
ポイント還元の対象外として2022年7月から仲間入りしたのが
- au PAY
- Kyash
でした。
楽天カードから両者へのチャージ利用者が多かったんでしょうね。
過去には、電気、ガス、水道の公共料金の支払いや、税金、国民保険料等も500円につき1ポイント(0.2%)にポイント還元率が引き下げられた経緯も。
楽天カードの基本還元率1%の条件が厳格化されてきました。
改悪を受けて筆者はどう対応したか
まずは結論から。
楽天カードはメインカードとして乗り換えることなく保有し続けました。
但し、還元対象外となるKyashへの残高チャージルートは見直しました。
私は改悪前まで下記のチャージルートを経て還元率を引き上げたモバイルSuicaをメイン決済として利用していました。
楽天カード
↓ 2% ※1
Kyash Card
↓ 0.2% ※2
TOYOTA Wallet
↓ 1%
モバイルSuicaで支払い
※1 楽天市場で2万円買い物をした月に10万円まで
※2 月5万円まで
これらのルートを経て、当時は合計3.2%還元。
楽天市場で年4回開催される楽天スーパーセールで2万円以上をまとめ買い。
当時は、Kyashへのチャージに楽天カードの街での買い物でポイント2倍になるキャンペーンも適用されていたため、キャンペーンにエントリーした上で月10万円をチャージしていました。
10万円×年4回=年間40万円。
Kyashへのチャージで楽天ポイントを8,000ポイントもらえていた計算になります。
au PAYは利用すること自体がごくまれで、たぬきの大恩返しのキャンペーンに乗っかる際に必要分だけを残高チャージしていました。
2022年7月以降はどうしたかというと、楽天カードに置き換えて、三井住友カードゴールドNLをKyashへのチャージに使用することにしました。
三井住友カードゴールドNL
↓ 1.5% ※1
Kyash Card
↓ 0.2% ※2
QUICPay、楽天ペイ、PayPayで支払い
※1 年間100万円利用時
※2 月5万円まで
合計1.7%還元です。
楽天カードからKyash Cardへチャージして、さらにTOYOTA Walletも経由させていた頃に比べて1.5%の還元率低下。
当時がポイントもらい過ぎだったのかもしれませんね。。
三井住友カード側がKyashへのチャージをポイントの還元対象外に加えてきたらお手上げですが、それまではこのルートを採用する予定です。
(これもかなり以前の話ですが)Kyashは、2021年7月からサブスクリプションサービスの決済にも利用できるようになりました。
公共料金の支払いにも利用できるようになり、2024年現在でもかなり便利に感じています。
個人的には家計管理アプリ「マネーフォワードME」と連携できて管理がしやすいのもポイント。
楽天経済圏の住人なのでKyashへのチャージで楽天ポイントを貯めたかったところですが、楽天カードの旨味が無いとしたら致し方ないと思いました。
今後の楽天カードとの向き合い方
最後に、楽天カードへの私なりの向き合い方を紹介してこのブログ記事をしめたいと思います。
楽天カードを含め、楽天のサービスの特典変更はいつ変更があってもおかしくないと考えています。
そもそも変わるものとして認識しておくと、改悪でいちいち落胆することも、あれこれ代替策を考えることも必要ないと思いました。
また、私も以前やっていたような、複数の決済サービスを経由してポイント還元率を高める手法も控えた方が良いとも。
ポイ活が倹約生活を継続するきっかけになったことは確かです。
しかし、ポイント還元率最大化を目指した手間が今の資産形成に繋がったかと振り返ると、もっとシンプルに使って、副業に時間を充てた方が良かったんじゃないかと思います。
確定申告前の仕訳がめちゃめちゃ大変でした。。
楽天カードは、普通に利用しても、
- 基本還元率1%
- 年会費永年無料
- 利用代金をポイントで支払える
- 2枚目のカードを持てる
(私用と事業用とで使い分けできる) - SPU+2倍
と、ノーマルのクレジットカードの中では超優秀です。
程良い距離感でポイントの恩恵を受けていきたいと考えています。
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