楽天には「楽天PointClub」という会員ランク制度があります。
最上位ランクのダイヤモンド会員に始まり、今回クローズアップする「プラチナ会員」「ゴールド会員」「シルバー会員」」へと続きます。
会員ランクは、過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数
- ポイント獲得回数
で決まります。プラチナ会員やゴールド会員はというと、楽天経済圏へ移行し始めて多くの人が数ヶ月間経験するダイヤモンド会員までの通過点。
最上位ランクのダイヤモンド会員ばかり注目されますが、プラチナ会員やゴールド会員もお得になることがあります。
ダイヤモンド会員を4年間キープし続けた実体験からぶっちゃけると、会員ランク制度に関係なく楽天経済圏のサービスはもともとお得で、会員ランクの差による違いは微々たるものと感じています。
ダイヤモンド会員は目指すものではなく、楽天経済圏へ移行する中で自然となっているもの
それくらいの距離感が程良いと思っています。
ダイヤモンド会員を目指さないとと焦る必要はありません。
会員ランク制度に踊らされて無駄な買い物をしてしまわないよう、ご自身のペースでダイヤモンド会員までの階段を上っていきましょう。
こちらのブログ記事では、「プラチナ会員」「ゴールド会員」「シルバー会員」について、条件やメリットを整理してお伝えします。
会員ランクがアップすることで得られるメリットは、年一回もらえる「お誕生日ポイント」だけではありません。
- 毎月18日の楽天市場の買い物がお得になる
SPUのポイント獲得上限が引き上がる会員ランク限定のクーポンをもらえる- 優待セールや優先販売の情報をもらえる
といった特典があります。
これらを含め「プラチナ会員」「ゴールド会員」「シルバー会員」の会員ランク毎に見ていきましょう。
楽天ダイヤモンド会員のメリットや一年間キープする方法については別のブログ記事をご覧ください。
楽天プラチナ会員とは
ダイヤモンド会員に次ぐ会員ランクです。
プラチナ会員からダイヤモンド会員にランクアップする各条件が、ゴールド会員からプラチナ会員へランクアップするのに比べて倍増。
そのため、楽天経済圏への移行途中においてとどまる期間が長いランクになりやすいと思います。
楽天プラチナ会員の条件
過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数:2,000ポイント
- ポイント獲得回数:15回以上
の到達が達成条件です。
1ヶ月に換算すると
- ポイント獲得数:334ポイント
- ポイント獲得回数:2.5回以上
楽天プラチナ会員の特典メリット
毎月18日「ご愛顧感謝デー」のポイント倍率が「3倍」にアップする
毎月18日に楽天市場で開催されているポイントアップイベント「ご愛顧感謝デー」
会員ランクによってポイントアップする倍率が変わります。
プラチナ会員の場合は「3倍」
つまり、ポイントアップイベントが開催されていない普段の買い物に比べ、2%お得に買い物ができることになります。
3倍(+2%)は別のポイントアップイベント「5と0のつく日」よりも+1%です。
お買い物マラソンでまとめ買いする予定がない場合は、18日の「ご愛顧感謝デー」に合わせて楽天市場で買い物すると良いでしょう。
特別優待セールの案内が届く
ダイヤモンド会員・プラチナ会員限定で、
- メルマガ限定の優待セールや優先販売等のお得な情報
- 特別なイベントへのご招待
が不定期であるとのこと。
「楽天ダイヤモンド・プラチナ優待ニュース」のメールマガジン受信設定が必要です。
楽天ゴールド会員とは
プラチナ会員の一歩手前の会員ランクです。
楽天利用初心者が止まりやすいランクという印象です。
楽天経済圏への移行を進めているのであれば、プラチナ会員に比べるとゴールド会員の期間は比較的短くて済むのではないでしょうか。
楽天ゴールド会員の条件
過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数:700ポイント
- ポイント獲得回数:7回以上
の到達が達成条件です。
1ヶ月に換算すると
- ポイント獲得数:117ポイント
- ポイント獲得回数:1.2回以上
楽天ゴールド会員の特典メリット
毎月18日「ご愛顧感謝デー」のポイント倍率が「2倍」にアップする
2倍(+1%)は別のポイントアップイベント「5と0のつく日」と同じです。
そのため、敢えて「ご愛顧感謝デー」を狙って買い物する必然性が、ダイヤモンド会員やプラチナ会員に比べて劣ります。
プラチナ会員と同様に、当月内に失効する期間限定ポイントが残っていて、消化先が見つからない時に利用してみるという期待値がちょうど良いと思います。
そして、ポイント消化分にも特典ポイントが付いたらラッキーというスタンスです。
楽天シルバー会員とは
ゴールド会員よりもさらに下の会員ランクです。
ランクアップ条件の達成が容易なため、普段、楽天経済圏のサービス利用を意識しなくても、楽天会員の登録さえしておくといつの間にか達成しているという人もいるでしょう。
楽天経済圏への移行を始めたら、シルバー会員を通り越して、いきなり会員登録翌月には楽天ゴールド会員ということもあり得そうです。
楽天シルバー会員の条件
過去6ヶ月間における楽天ポイントの
- ポイント獲得数:200ポイント
- ポイント獲得回数:2回以上
の到達が達成条件です。
1ヶ月に換算すると
- ポイント獲得数:34ポイント
- ポイント獲得回数:0.33回以上
楽天シルバー会員の特典メリット
お誕生日ポイントが廃止されたため、これと言った特典メリットが無くなりました。
次の会員ランクへステップアップするためのただの通過点と認識しておくと良いでしょう。
会員ランク条件達成状況の確認方法
スマホ(アプリ)で確認する方法
- 「楽天PointClub」アプリを開く
- 右上の「ランク優待」をタップ
- 「会員ランクの仕組み」をタップ
- 少し画面をスクロールして「達成状況を確認」をタップ
PCで確認する方法
PCで確認する方法はもっと簡単です。
- 楽天市場のトップページを開く
ログインした状態だとページ上部にランクキープ条件達成状況が表示されます。
右側の「詳しく」をタップすると内容を拡大して確認することができます。
ランクアップするためのポイント獲得回数稼ぎ
ランクアップ対象のポイント獲得回数を稼ぐために、
- 遠くのお店やコンビニ等の割高なお店へわざわざ行く
- もっとお得になる支払い方法があるのに、敢えて楽天カードや楽天ペイを使用する
のは、時間単価を含めたトータルでの節約に繋がりにくいでしょう。
私は、仕組みでポイント獲得回数を稼ぐ方法を提案したいと思います。
これはプラチナ会員、ゴールド会員、シルバー会員にとどまらず、ダイヤモンド会員キープにも繋がる方法です。
楽天銀行の口座を開設しメインバンクとして利用する
楽天銀行をメイン口座として普段の生活を送るだけで、プラチナ会員とゴールド会員の達成条件を満たす満たすことになるんじゃないかと思います。
楽天銀行には「ハッピープログラム」という優遇プログラムがあります。
優遇内容には、
- ATM利用手数料の無料回数が増える
- 他行振込手数料の無料回数が増える
- 取引による楽天ポイント獲得倍率が増える
等です。
楽天会員ランクとは別の、楽天銀行の取引状況に応じたステージ制。
ここではステージ(ポイント獲得倍率)に関係なくポイントを獲得できることに着目します。
このハッピープログラムで得られるポイントがランクアップ対象なんです。
しかも、月単位でハッピープログラムでの獲得ポイントがまるっとまとめて月1回付与されるのではなく、所定の取引グループ単位。
楽天銀行をメインバンクにすると、月に安定的に取引が発生し、ランクアップ対象のポイト獲得回数が自然と貯まることになるはずです。
例えば、私の場合、下記取引が毎月のように発生し、ポイント獲得回数を稼ぐことができていました。
- 他行口座からの振込
- 楽天カードの口座振替(自動引落)
- その他の口座振替(自動引落)
- 他の楽天口座への振込
- 楽天証券でのお取引
最後の「楽天証券でのお取引」のみ、楽天銀行とは別に楽天証券の口座開設と口座間連携が必要になってきますが、その他3つは楽天銀行のみの取引です。
これらで毎月3回。
楽天証券を含めると毎月4回でダイヤモンド会員キープまで残り1回というところまで達成条件を満たしてしまいます。
楽天銀行は、ランクアップ対象のポイント獲得回数稼ぎを抜きにしたとしても、ATM利用や他行振込を無料にしやすく、ネット銀行としても優秀です。
ハッピープログラムは、楽天銀行の口座を開設後に、エントリーで楽天会員の情報と楽天銀行の情報を連携させるだけ。
あとは普段の生活を送るだけの全自動ポイント獲得回数稼ぎです。
楽天経済圏のサービスを利用する
あとは楽天経済圏のサービスを利用する中でのチリツモです。
私の過去のランクアップ対象のポイント獲得履歴を見ると、下記のような実績でした。
- 毎月
- 楽天カード
- 楽天でんき
- 楽天モバイル
- 2ヶ月~3ヶ月に1回
- 楽天市場(楽天ブックスや楽天Koboを含めた買い回り)
- 楽天ビューティ
- たまに
- 楽天ペイ(期間限定ポイントの使い切り)
- 楽天ポイントカード(楽天ポイントが貯まるお店で買い物した時)
ランクアップは楽天経済圏への移行が鍵
楽天経済圏へ移行すると、ポイント獲得回数のクリアが容易なのがお分かりいただけたかと思います。
最後に、仕組みでポイント獲得数を安定的に稼ぐ方法として、楽天証券を提案したいと思います。
楽天カードのクレジット決済上限、月10万円分の投資信託を積み立てると、毎月安定的に500ポイントのランクアップ対象のポイントを得ることができます。
月500ポイントと言うと、プラチナ会員とゴールド会員はクリア。
ダイヤモンド会員キープにも大きく貢献します。
当たり前ですが、私が楽天証券で投資信託を積み立てている目的は、SPUでもなくポイント獲得数でもありません。
将来使うお金の不安を解消するための資産形成です。
老後や子供の進学に必要なお金を投資で効率的に備えようと考えています。
その中で、楽天カードのクレジット決済を利用したら、自然とランクアップに貢献してたという流れです。
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